ニューヨークへダンス留学!〜私の体験談をお話します〜

こんにちは!リンクスです!

現在、コロナ禍で海外に行きたくてもなかなか難しいですが、自由に海外に行ける日々が戻ってきたら是非行って欲しい場所が、アメリカ・ニューヨークです。

人種のるつぼと呼ばれ、世界中から夢や希望を持った人が集まるニューヨークは、世界で最もホットで刺激的な街です。

ニューヨークの写真

経済の中心であるウォール街、超有名ブランド店が立ち並ぶ流行の最先端の五番街、そしてダンスをはじめ、様々なエンターテイメントの本場であるブロードウェイ。

今回はわたしが過去にニューヨークにダンス留学に行って学んだことをシェアしていきたいと思います。

ニューヨークダンス留学のきっかけ

わたしは踊ることが大好きで、幼少期からクラシックバレエをはじめ、高校はダンス部でヒップホップやハウスなどのストリートダンスを、大学時代はジャズダンスを中心に、コンテンポラリーや日本舞踊など、様々なジャンルを踊ってきました。

ダンスのイラスト

ずっとニューヨークには憧れがあり、いつもSNSでダンススタジオのレッスン動画を見ていました。

毎日動画を見ているうちに、自分もニューヨークに行ってみたい、ここで実際にレッスンを受けてみたい、と思うようになり、大学生でバイトも始めて時間もお金も余裕がある今しかない!と、思い切って大学生時代の夏休みにニューヨークに短期ダンス留学に行きました。

空港と飛行機

日本での準備編

いざ行こうと決めたものの、当時まだ若干20歳。

中学英語レベルの英語力しかありませんでした。ひとりで海外に行くことが初めてだったので、留学エージェントを経由し航空チケットや宿、ダンススクールの登録を代行してもらいました。

今回の留学は短期のため、学校に入学するのではなく、ダンススクールのレッスンチケットを購入し、自分が受けたいレッスンを受けるというものにしました。

わたしが選んだダンススクールのレッスンレベルはクラスによって入門〜上級まで幅広く設定されていて、自分に合わせたレッスンを組み合わせます。わたしはジャズのクラスを中心に、Musical Theaterや、Broadway Styleなど、ニューヨークならではなクラスも受けることにしました。

シカゴの写真

諸々の手続きを済ませ、スーツケースに普段のレッスン着やダンスシューズ、そして夢と希望を詰め込んでいざニューヨークへ!

ニューヨークでダンスレッスンを受けてみた!

いよいよ憧れのニューヨークに到着!空港から宿に向かうタクシーの窓からの見えるブルックリンブリッジやエンパイアステートビルに心踊りました。しっかり寝て時差ボケを直し、次の日いよいよダンススタジオへ!

スタジオに入ると、様々な人種のダンサーでいっぱいでした。英語や他の言語が飛び交い、さすがニューヨーク!受付に会員カードを持っていき、その日に受けたいクラスと名前を言えば予約完了です。ロッカーでレッスン着に着替え、ついに念願のダンスレッスンに向かいます。

ダンサー

わたしが最初に受けたのはジャズのクラス。初めての体験にワクワクしていましたが、内心はとても不安でした。他のみんながすごく上手でクラスについて行けなかったらどうしよう、英語が聞き取れなかったらどうしようと緊張していました。

レッスン時間は1時間半でした。

まずセンターでストレッチやアップ、そしてクロスフロア(教室を大きく使って、進みながら踊る練習)をしてコンビネーション(曲に合わせた短い振付)を踊るもので、普段日本で受けているダンスレッスンの内容と似ていました。

ニューヨークでの最初のレッスンは無我夢中すぎて一瞬に感じられましたが、いつも動画で見て憧れていた場所でレッスンを受けられてとても幸せでした。

バレリーナのシルエット

クラスを何回か受けて慣れてくると、レッスン中にザ・日本人顔で背も低くスタイルも良くない、鏡に映る自分が気になってしまっていました。

周りは皆可愛くてスラッとしたモデルのような人ばかりだったからです。しかし、そんな心配をしているのは自分だけだと気づきました。見ていて上手いな、かっこいいと思う人は皆、誰も周りの人を気にせず、自信満々に自分をアピールしていました。

自信は見た目にも表れます。レッスン着も女性はブラトップにピチピチのレギンスが主流でした。日本でこの格好でレッスンを受けていたらきっと周りの目が気になりますが、ここはニューヨーク。わたしも郷に入っては郷に従え精神で、日本から持ってきたダボダボのTシャツやズボンを封印し、ニューヨークスタイルでレッスンを受けました。

女性の肩

その後も様々なジャンルのクラスを受け、自分とストイックに向き合い、上手い人の良いところを見て研究しました。留学が終わる頃には、日本人はおろか、アジア人も一人もいないクラスで、SNS用の動画にピックアップしてもらえたことが何よりも嬉しい思い出になりました。

ダンスが好きという気持ちが何より大事!

とあるジャズのクラスを受けたときのことでした。いつものように教室に入ると驚きの光景が広がっていました。

ジャズのクラスなのにイケイケのヒップホッパーの人、スーツでレッスン場にやってきたサラリーマンや主婦と見られるような人、そして推定70歳以上のおじいちゃんおばあちゃん、生徒が皆個性豊かだったのです。

黒人男性

先生は生徒たちのレベルに合わせ、一人一人を丁寧に指導してくれ、ダンスの技術よりも楽しく踊ることをモットーにクラスが展開されていきました。

グループに分かれてコンビネーションを踊り終わると、「表情がサイコーだったよ!」「あなたのダンス好きよ!」などとお互い褒め合い、和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。

レッスン後、ある男性が「日本人ですか?」と話しかけてきました。彼は日本の大学4年生で、ダンスサークルに入っていて、就活が終わった大学最後の夏休みに、本場の空気を味わいたいと思いニューヨークに来たそうです。

ダンスはサークルに入ってから始めたそうなのでまだまだ初心者でしたが、「踊ることが好きだから一生懸命レッスンを受けている」と言っていました。

ダンスを楽しむ女性たち

彼やお年寄りたちが楽しくダンスを踊る姿を見て、何歳になっても好きな事に挑戦するのは素敵だなと思いました。そして、ニューヨークのダンススタジオには、世界中からトップレベルのプロダンサーが集まってくるのではなく、世界中からトップレベルのダンス好きが集まっているのだと感じました。

ニューヨークのダンススタジオでレッスンを受けている人たちの根本にあるのは「ダンスが好き」という気持ちで、プロも初心者も変わりません。

新しいことや、心のどこかでずっとやりたいと思っていたことを始めたり行動に移したりすることは決して簡単ではありません。

手を繋ぐ女性たちの後ろ姿と太陽

特に我々日本人は引っ込み思案で尻込みしてしまうことが多いと思います。

かつてわたしもその一人でした。ダンスは好きだけど自信がなかったのでニューヨークでダンス留学など無謀だと思っていました。でも勇気を出して挑戦したことで見えた世界があります。

自分が何者かということは関係ない。好きなことを躊躇せず思いっきり楽しむことが大切だと、このクラスは教えてくれました。

まとめ

短い間でしたがニューヨークダンス留学の経験は人生の糧になりました。勇気を出して挑戦したことでたくさんのことを学び、そして、改めてダンスが好きと気づかせてくれました。今のわたしの夢は、大好きなダンスを続けながら、ニューヨークで暮らすことです。

「好き」という気持ちは全ての行動の原動力になると思います。

ダンスステージ

ダンスが好き、その気持ちを行動に移してみませんか?

社会人・大人のための初心者向けダンススクールリンクスでは、不安や緊張、恥ずかしさを少しでも軽減し、皆様にダンスは楽しいものだと感じていただけるようなレッスンを提供しています。

先生も生徒もアットホームな雰囲気で、きっとあなたにあったクラスが見つかります!

そして是非、ニューヨークに行った際はダンスレッスンを受けてみてください。

何事もまずは挑戦しないことには始まりません。是非新たな一歩踏み出し、一緒にダンスを楽しみましょう!

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