ダンスとメンタルヘルスの関係は?〜踊って心から健康になろう!〜

こんにちは、リンクスです!

  • 運動したら気分がもやもやしているときに、運動したら気分が晴れた
  • イライラしていたのに、運動したらすっきりした

という経験はありませんか?

夕焼けと人のシルエット

反対に、「ネガティブ思考のときは、やる気がなくて動きたくない」と動かずにいて、どんどん落ち込んでいったという経験はありませんか?

そんな経験は、何となくそんな気がする、といったレベルのことではありません。

運動は、体の健康のために良いだけではなく心の健康にも良い影響があります。

体の動きは心の動きとつながっているのです。

ストレッチする女性

メンタルヘルス

健康とは肉体的、精神的、社会的に健康な状態であることとWHOで定義づけられています。

メンタルヘルスとはそのうちの精神的・心の健康のことです。

現代のストレス社会では、心の健康を常に保つことは、実は難しいのかもしれません。

ストレスの原因は、日常の中で起こるいろいろな変化・刺激です。変化・刺激は、多様です。天候や環境ホルモンなどの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や怒り、悩みなどの心理的要因、人間観や仕事が忙しいなどの社会的要因があります。

困っている女性

ストレスは一時的に体調をくずしたり、感情の揺れがあって不安定になったりしても、そこから回復できれば、心の健康を取り戻すことができます。

しかし、ストレスを長期にわたって受け続けていると、それに抵抗し回復する力がすり減っていきます。心も体もケアされないまま、頑張りすぎて、回復ことができないくらい疲弊してしまうと、心の病気になってしまうことがあります。

心の病気で病院に通院や入院している患者数は、平成29年では約400万人を超えていて、年を追うごとに増加しています。生涯を通じて5人に1人が心の病気にかかるとも言われています。

今や心の病気は特別なことではなく、誰でもかかる可能性があるのです。

心の病気には憂鬱・不安緊張・怒り・幻聴といった心の症状に加えて、体がだるい、重い、疲れが取れないなど体の症状や行動などにもあらわれることが少なくありません。

むしろ心の病気に気づくサインは体の症状からといったケースが多くみられます。

絶望する女性

日常生活の中で、早めにストレスサインに気づいて、ケアできるようになりたいものです。

では一体どうやってケアしたらいいのでしょうか?

そこで着目したいのが、心と体のつながりです。体の健康のためにする運動が心の健康にもつながっているとしたら、どうでしょう?

運動とメンタルヘルス

運動している人はうつ症状が出にくいと言われています。

体の活動が活発な人・スポーツをする人はしない人に比べて、うつ病の罹患率が低いことが研究の結果で報告されています。治療にも運動が有効なことは多くの研究で報告されています。

運動の中でも有酸素運動が病気の改善に効果があるという根拠が多くあります。

では、運動をすると、体ではどんなことが起こっているのでしょうか?

ストレッチする女性

脳では、脳内の神経をつなぐ役割の神経伝達物質が増えるということ。

神経伝達物質にはいくつか種類がありますが、気持ちいい感じに大きく関わっているのはセロトニンやエンドルフィンです。

セロトニンは、幸せホルモンとも呼ばれていて、その名の通り幸福感を感じるのに影響している物質です。イライラ、怒りの原因にもなるノルアドレナリンの分泌が過剰になるのを抑えて、バランスをとってくれます。

ものごとをネガティブにとらえてしまったり、何をするにもやる気がでなかったりといったクヨクヨ、鬱々した感じを改善する働きもあります。

また、海馬・偏桃体といった不安や恐れを感じる神経回路にも影響を与えていて、不安や恐れを感じにくくする働きもあります。ほかに、体内リズムを調整して心地よい睡眠を導いてくれるもとにもなっています。

脳内のイラスト

このセロトニンが増えるのに、運動は一役買っているのです。リズム運動、有酸素運動が効果ありと言われています。だから有酸素運動のダンスは脳内のセロトニンを増やして幸福感を感じるのに、ぴったりな運動と言えます。

エンドルフィンもセロトニンと同じように多幸感を与えてくれる神経伝達物質です。マラソンなど長時間走り続けると高揚感を抱くようになるランナーズハイに関与していると言われています。

エンドルフィンは、痛みストレスに対して、それを軽減するときに分泌されます。ひとの体は痛みストレスに対して強く反応するようになっているので、ストレスによって神経はすごく興奮します。この興奮した神経を落ち着かせる働きを持っているのがエンドルフィンです。

ヨガの猫のポーズ

また、エンドルフィンは、痛みストレスを軽減させるときに分泌されるだけではなくて、感動したり、うれしいと感じたりしたときにも分泌されますし、成長を実感したときにも分泌されるのです。

歩く、走る、泳ぐといった運動をすることでエンドルフィンの分泌を促すことはできますが、ダンスではひとつひとつ振りを覚えてできるようになっていく成長をしっかりと実感することができ、そこに「うれしい!」「愉しい!」もついてきますから、体を使うことにプラスした効果が期待できます。

もちろん、感動することもたくさんあります。そして、創造性がアップして、脳内がポジティブに活性化していくのです。

ダンスを楽しむ女性たち

ダンスと感情の癒し

メンタルヘルスに効く運動は「歩く」「走る」でもいいのですが、特に「ダンス」は感情の癒しにつながっています。

その理由は、ダンスが、単に体を動かすだけではなく、表現という一面を持っているからなのです。ダンスでなら感情を表現することで昇華させていくことができるのです。

ひとつの感情にずっととらわれていると、ネガティブな悩みになって大きくなっていきます。たとえば、怒ってはいけないと我慢していると、逆に怒りをずっと流すことができません。

それを続けていると、怒りが体の中にとどまり続けて、いつもイライラしている人になってしまいます。周りの人から見ても、いつもイライラ怒っている人と思われるようになっていきます。

怒っている女の子

感情というのは体の中を流れるエネルギーの動きです。感情を流さないとエネルギーは筋肉の中にたまって固まってしまいます。感情を感じて表現して、全身を動かしてエネルギーを使うと、たまって固まらないので、その感情は流れていってしまいます。

その結果、ひとつの感情にずっととらわれることがなくなるのです。いつまでもイライラし続けたり、クヨクヨし続けたりすることがなくなるのです。

だから、ダンスで感情を流して解放して、感情の癒しが起こるのです。

ダンスでメンタルヘルス

運動はメンタルヘルスのケアにこんなに効果があるのです。ぜひ継続して運動したいものです。

しかし、そうとは分かっていても、なかなか続かないのが運動でもあります。特に歩く、走る、サイクリングなどといった運動では、ひとりで坦々とする感じになりがちで、いつのまにかやめてしまったという方も結構いるのではないでしょうか。

女性のダンサー

その点、ダンスであれば、好きな音楽にあわせて体を動かす愉しみが最初からありますので、運藤は苦手という方にも始めやすく、継続しやすいのです。

一曲ごとにダンスを覚えていくため、達成感・満足感も十分に感じられます。一曲が仕上がると、自信もついてきます。

何より、一緒に踊る仲間とともに成長を喜びあいながら進んでいけるので、ポジティブになっていきます。

体の健康や美、ダイエットを目的にするだけではなく、心の健康・ケアのためにダンスを始めませんか?

まずは体験レッスンで高揚感を味わいましょう。

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社会人・大人初心者向けダンスレッスン
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